2013年8月27日火曜日

夏の思い出

パソコンを離れて、ひと月以上が経過しました。
久しぶりの対面です。

(1) 1学期の終業式は、7月の19日でした
   その日には、マララ・ユスフザイ(パキスタンの少女)さんが、国連で演説をした記事を生徒に
   紹介しました(英文・日本文共に)。  *「校長通信」(198・199号参照)

   できることなら、国連の会場に居合わせて、彼女の演説を聞きたかった。そう思わせるほど、
   内容は、深く感動的でした。同年齢の高校生のプレゼンとして、圧倒されました。
   今年の「ノーベル平和賞」を、、ぜひマララさんに、と願うばかりです。

(2) 夏期講習会(7月22日~30日)     *ほぼ全員が参加
 
 
   
(3) 青少年交流訪韓(7月21日~26日) 

   日韓親善協会主催。西村公一様(サビエル後援会長)の計らいによって、本校から3名の生徒      
   が全国20名の高校生とともに参加させていただき、すばらしい体験をしてきました。
   普段なかなか訪問できな史蹟や名所訪問にはじまり、現地大学生との交流、ホームステイ
   など、あたたかい心をいっぱいつめこんで、帰国しました。
   2学期の始業式(8月23日)では、さっそく参加者が全校生徒を前に短いプレゼンを行い、帰   
   国報告にかえました。

(4)勉強合宿(8月1日~5日) 

  特別進学クラス(1・2年)による勉強合宿が、ココランドで行われました。
  英語・数学・国語を中心とした、終日学習です。途中、「講座」もあり、充実した5日間を
  過ごしました。

(5)東北被災地へのボタンティア活動(8月1日~5日)

  
  あの大震災が発生して以降、長期休暇ごとに、毎回3~5名の生徒がボランティアで
  東北に出向いてきました。今夏も、生徒5名が2名の教諭とともに、参加しました。
  
  毎回、報告会を行って、体験を分かち合います。

(6)カンボジアへのボランティア・スタディーツアー(8月1日~8日)
 

 
  イエズス会のカンガス神父様が主宰されている「バッタンバンの会」(カンボジア・アフリカを支援  
  する会)によるスタディー・ツアーに一人の生徒が参加しました。数年前に参加した生徒は、そ        
  れ以降、すっかりカンボジアにはまり、将来は、「カンボジアで生きる」とまで、決意を固めていま 
  す。
  

(7)日韓青少年の集い(8月11日~15日)

  カトリック教会山口島根地区が主催するもので、本校からは、7名の生徒、引率教諭1名が
  参加しました。教諭のエピソード:現地で、さなぎの幼虫の煮物を食べられたとか!
 
  
  毎年、実り多い成果・感激を得ています。今年で、14回目を数えるまでになりました。

(8)ニュージーランドへの語学短期研修・ホームステイ(8月3日~18日)

 
   1年9名、2年3名、計12名の生徒が参加しました。引率は、行くはずの先生が体調をくずされ、  
   急きょ、校長となりました。
 
 
   
   
   福岡空港から、シンガポールを経て、オークランド着。そこからバスで移動すること3時間。
   
 
 
  
   集合時間から到着地(TE AWAMUTU COLLEGE)まで、24時間! 

   驚いたことに、福岡を飛び立つなり、多くの生徒が機内で宿題をやりだした!
   「何してるの! 勉強なんか(?)するんじゃない!」、そう叫んでも、
   生徒いわく、「宿題、めっちゃ多いんですよ。ハンパじゃない。ぜったい終わらない!」

   海外でのホームステイそのものが「学習」なのに、机上の勉強」なんて捨てればいいのに・・。

   感心するやら、嘆くやら、出発時から、頭を抱え込んでしまったのであります。

   生徒は、よく頑張りました。

   
   
   よほどのことがない限り、私は、説明なり、通訳をしませんでした。

   当初は、なかなか英語がキャッチできなかった生徒たちも、少しずつ、耳が慣れ、

   わかるようになっていきました。

   生徒の日誌から、喜びや感動の声が届くようになりました。

   1週目が長く感じられたものの、2週目は、本当にあっという間に過ぎ去りました。

   さよならパーティーは、感動的でした。

   涙と笑い、ハグの連続。

   机上の勉強とはまるで違って、1日1日、すべての体験がすべて「学習」であったのです。

   何物にも代えがたい、「生きる喜び・感謝」の気持ちを土産に帰国しました。

 
   人々のやさしさに触れた、感動的な体験を背に、これから、一層「英語力」に励むことでしょう。

   「先生、超楽しかったよ」、と日誌の最後に記した生徒の言葉に、疲れも吹っ飛びました。

   生徒が苦しみながらも、それを一つずつ乗り越え、成長していく姿が、とても印象的な2週間で

   した。

   反面、反省し、見直すべき事柄もあります。今後、さらに磨きをかけて、よりよい国際理解、

   国際交流がはかれるような取組を進めていきたい所存です。

   


   

   
   

 
   

 

 

  



  
   



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