先月行われた「クラスマッチ」(9月13日・金)での「ひとコマ」・・・。
「借り物競走」が終わりに近づくころ・・・、体育委員長(千谷直史)が、マイクを握った。
「1年生の深井梨花さん・・、深井さん、深井さんは、グランドの真ん中に来てください!」。
彼女は、本部席前の階段に座っていた。何度も名前が呼ばれるので、やや驚きの表情。
「えっ、わたし・・?」
怪訝(けげん)そうな顔で、そろりそろりと、グランドへ足を運ぶ。
全校生徒の耳目が集まる。でも、生徒の表情は、とてもやわらかい(きっと、何かある!)。
「明日は、深井さんの 誕生日で~~~す! おめでとうございまあ~~~す!」
全校生徒は、一斉に拍手をするなり、「happy birthday」の大合唱。
校長からは、生徒が用意していた 「バースデーケーキ」 を、スプーン渡しの「おもてなし」。
一人の誕生を、自分のことのように喜び合う雰囲気は、サビエルならではの、あたたかい光景。
本校は、行事ごとに、何か サプライズ がありますねえ。それも、ごく自然に・・。
そのような企画を考える生徒の優しさに、いつも心を打たれます。
「やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ」
「分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ」
【子どもが育つ魔法の言葉】から
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