本日(4月8日)は、入学式だった。
新入生は、やや緊張した面持ちで入場。
入学許可が告げられ、校長の式辞が始まるなり、一人の生徒の名前が呼ばれる。
「えっ、何? 」。 呼ばれた生徒は、半ば いぶかしそうに、その場に立つ。
「今日は、~~さんのお誕生日です! おめでとうございます!」
~~さんは、ほっとした気持ちとうれしさで、にっこりほほ笑む。
入学式とは、学校に新しい命が誕生することに感謝し、お祝いする日でもある。
友達の誕生日を祝うことは、同時に自分自身がご両親を通して、命を授かったことに感謝すること
でもある。
「70兆分の一」という確率で産まれる人間の命。
世界人口「70億人分の一」という確率で出会う神秘さ。
数ある高校から、本校を選んで入学し、ここで出会える喜びを分かち合った入学式。
到底、人間わざとは思えない不思議な導きに、頭をさげた1日だった。
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