今年の3年生は、70人。
大学推薦入試は、年々早くなり、ほぼ終わった。
推薦合格もまた、生徒自身の努力の賜物である。
本校は、、(いわゆる難関・有名大学)から「指定校推薦」をいただいている。
生徒数が少ないだけに、一人に与えられる確率は、結構高い。
すでに「進学コース」から、40名が決定、合格している。
広島大学(教育)
上智大学(外国語・経済・神学)
立命館大(法学・社会産業)
西南学院大(人間科学・国際文化)
関西学院大(総合政策)
関西大(外国語)
聖心女子大(文・文)
清泉女子大(文)
武庫川女子大(薬)
女子美術大 (芸術)
法政大(法)
日本赤十字広島看護大(看護)
その他
国公立大は、これからが正念場。健闘を祈っている。
2013年12月21日土曜日
サビエル高校の終業式
サビエル高校の終業式は、普通とは違う。
式の前に、「生徒のボランティア活動の報告」が行われる。
今年は、東北震災発生以来、今日に至るまでの系譜をたどる報告から始まった。
思い返すと、震災発生当時は、学校全体が動いた。生徒も教師も保護者も皆が。
予定していた「クラスマッチ」を断念し、全校集会を開いた。
生徒が立ち上がり、募金活動をした。
校内で42万円。
街では、市民からは、あたたかい浄財が220万円集まり、被災地へ届けることができた。
校長は、福島・宮城・岩手県の教育委員会にいち早く電話をいれた。
一人でも多くの高校生を、無償で受け入れる約束をとった。
以来、毎年の学校目標を「被災地復興祈念の年」と名付けて、教育活動を継続している。
今朝の発表は、集会室全体に、「きれいな時間」が流れていた。
それは、生徒たちの、被災地の人々に寄り添う、あたたくきれいなこころの表れだった。
今月の街頭募金も、全校生徒がさしのべた手と時間と声かけが市民の心に届き、
想像をはるかに超えた浄財が集まっている。
一人でも多くの方々が笑顔になれば、いい。
「差し出すその手が心です!」
式の前に、「生徒のボランティア活動の報告」が行われる。
今年は、東北震災発生以来、今日に至るまでの系譜をたどる報告から始まった。
思い返すと、震災発生当時は、学校全体が動いた。生徒も教師も保護者も皆が。
予定していた「クラスマッチ」を断念し、全校集会を開いた。
生徒が立ち上がり、募金活動をした。
校内で42万円。
街では、市民からは、あたたかい浄財が220万円集まり、被災地へ届けることができた。
校長は、福島・宮城・岩手県の教育委員会にいち早く電話をいれた。
一人でも多くの高校生を、無償で受け入れる約束をとった。
以来、毎年の学校目標を「被災地復興祈念の年」と名付けて、教育活動を継続している。
今朝の発表は、集会室全体に、「きれいな時間」が流れていた。
それは、生徒たちの、被災地の人々に寄り添う、あたたくきれいなこころの表れだった。
今月の街頭募金も、全校生徒がさしのべた手と時間と声かけが市民の心に届き、
想像をはるかに超えた浄財が集まっている。
一人でも多くの方々が笑顔になれば、いい。
「差し出すその手が心です!」
寮でのクリスマス会
昨夜(12月20日)、本校女子寮で、「クリスマス会」、ならびに「3年生を送る会」が
催されました。
キャンドルサービスで、一人一人がロウソクの光を、受け渡す姿をじっとみていると、
静かな心の動きを感じるのでした。
光は、サビエルの生徒一人一人。
それが、移されていくにつれ、回りは少しずつ明るくなり、あたたかくなっていくのでした。
反対に、光を与えれば与えるほどに、ロウソクは、短くなっていきます。
「愛は与えるもの」。
と同時に、「与えれば与えるほど、自分の身は削られていく」、
つまり、「愛には犠牲がともなう」ことを、如実に痛感したのでした。
あの場所に、生徒の保護者が臨席しておられれば、どんなにか安心・満足されたことでしょう。
3年生に対しては、教員が思い思いの趣向をこらして、ビデオ・レターで発信。
たくさん笑い、たくさん感動して、3年生の顔は、涙と笑いでぐしゃぐしゃになるほどでした。
催されました。
キャンドルサービスで、一人一人がロウソクの光を、受け渡す姿をじっとみていると、
静かな心の動きを感じるのでした。
光は、サビエルの生徒一人一人。
それが、移されていくにつれ、回りは少しずつ明るくなり、あたたかくなっていくのでした。
反対に、光を与えれば与えるほどに、ロウソクは、短くなっていきます。
「愛は与えるもの」。
と同時に、「与えれば与えるほど、自分の身は削られていく」、
つまり、「愛には犠牲がともなう」ことを、如実に痛感したのでした。
あの場所に、生徒の保護者が臨席しておられれば、どんなにか安心・満足されたことでしょう。
3年生に対しては、教員が思い思いの趣向をこらして、ビデオ・レターで発信。
たくさん笑い、たくさん感動して、3年生の顔は、涙と笑いでぐしゃぐしゃになるほどでした。
2013年10月25日金曜日
うれしいニュース!
うれしいニュースが飛び込みました!
「全国生読書体験記コンクール」に、本校2年生・小林さんの作品が「全国入選」しました!
一昨年に初挑戦し、2編が「全国入選」。
続いて、昨年度も2編が「全国入選」。
そして、3年目の今年も「全国入選」。 3年連続して、入選を果たしました。
生徒は、えらい!!
小林さんは、6月ころ、一冊の本を持参して、校長室にやってきました。
『それでも人生にイエスと言う』 (V・E・フランクル著・春秋社)
「この本を読んで、読書体験記を書きたいのです。ご指導よろしくお願いします!」
この本を選んだ理由は、入学してはじめて入った教室に、この本から引用された
言葉が黒板に記されていて、それに魅了されたから、と言います。
これは、クラス担任のお手柄ですね。
それ以来、何度となく面接(話し合い)を繰り返しながら、まとめていきました。
途中、何度もいきづまりましたが、応募締切日ぎりぎりに完成することができました。
私も、その本を購入し、一緒に感想や意見を交わしながら、楽しい交流のひとときを過ごすことが
できました。
通知が届いてすぐ、教室に向い、本人に「入選」の知らせを告げました。
彼女は、顔を赤らめ、「ホントですか! うれしい!」、の一言。
彼女のなみなみならない努力。その後の達成感、喜び、感激そのままをそっくりおすそ分けしてく
れました。
サビエル高校という教育現場では、このような喜び・幸せがたびたび生徒から与えられるのです。
2013年10月24日木曜日
11月9日(土): 「プレテスト(英語・国語・数学)」と入試問題(理科・社会を含む)の傾向と対策!
チャンス到来!! 11月9日(土)には、ぜひ サビエルへ!!
保護者対象 : 校長・在校生保護者との懇談会を開きます。
この懇談会は、なかなかの好評です。
生徒の皆さん: 入試プレテスト(英・数・国)60分
↓
その後、テストの解説、ならびに入試の傾向と対策
(「社・理」を含みます)を伝えます。
保護者の皆様もご一緒に。
*個別相談・面談もおこないます。
■ サビエル高校の入試問題は、むずかしいという声が、届きます。
過去問題を解いてください。「解答の手ほどきと解説」が、くわしく書かれていますから、
じっくり読んでくださいね。
■ でも、そういう声があるならば、受験生泣かせです。皆さんの声を尊重し、少しでも
みなさんの要望にこたえられる努力をいたしましょう。
■ 申込締切は、10月29日です。中学校を通して申し込んでください。
音の歳時記
「音の歳時記」(那珂太郎)の詩は、おもしろい。
「天声人語」に掲載されていたはず(?)との淡い記憶をたどり、保管しているカードを繰ってみた。
しばらくして、発見! 2009年9月5日に、あった!
先日の全校集会(10月22日)で、それを紹介した。
12か月の「音の歳時記」を記したカードを、生徒会6名に2枚ずつ渡し、各月に添付させた。
・・・う~ん、なかなか決まらない。いろいろ操作をしている。
生徒からは、応援の声があがる。けっこう盛り上がった。
国語教諭からは、イエローマークが飛び出す。「先日の漢文で出てきたじゃないか・・!」
時間がかぎられていたので、例の「天声人語」を読みながら、並べ替えをしていった。
はたして、那珂太郎さんは、各月に、どんな「音」をとりあげたのでしょう。
1月: しいん
2月: ぴしり
3月: たふたふ
4月: ひらひら
5月: さわさわ
6月: しとしと
7月: ぎょぎょ
8月: かなかなかな
9月: りりりりり
10月: かさこそ
11月: さくさく
12月: しんしん
* 「音の歳時記」は、「校長通信」207号に記載しております。
ホームページから、お開きください。
2013年10月15日火曜日
リケジョのススメ
13日(日)、「男女共同参画フォーラム」があった【山陽小野田市文化会館にて】。
第一分科会、「リケジョのススメ~女性が未来を創る」では、パネラーの一人として、
本校2年生 竹本萌華 さん(竜王中出身) が出演。
父親の仕事に少しでも役立ちたい、協力したおいう熱い思いから、ある資格をとろうと決意。
そのためには、必然的に大学は理系に進むことになった、と説明。
「でも、どうやったら、なれるでしょうか?」との「つぶやき」には、聴衆から笑顔の拍手が贈られ、
会場に一輪の花が咲いたような印象を受けた。
多くの聴衆の前で話す機会を与えられ、いい体験をさせていただいた。
本校生徒は、普段からいろいろな講話を聞いたり、考えたりする機会が結構多いので、
プレゼン力も身につくのであろうか。
第一分科会、「リケジョのススメ~女性が未来を創る」では、パネラーの一人として、
本校2年生 竹本萌華 さん(竜王中出身) が出演。
父親の仕事に少しでも役立ちたい、協力したおいう熱い思いから、ある資格をとろうと決意。
そのためには、必然的に大学は理系に進むことになった、と説明。
「でも、どうやったら、なれるでしょうか?」との「つぶやき」には、聴衆から笑顔の拍手が贈られ、
会場に一輪の花が咲いたような印象を受けた。
多くの聴衆の前で話す機会を与えられ、いい体験をさせていただいた。
本校生徒は、普段からいろいろな講話を聞いたり、考えたりする機会が結構多いので、
プレゼン力も身につくのであろうか。
2013年10月5日土曜日
合格通知 届く
上智大学「カトリック学校対象特別入学試験」が行われ、早速 合格通知 が届いた。
○ 外国語学部 フランス学科
○ 経済学部 経営学科
今月からは、 指定校推薦試験が 次々と行われる予定。
「指定校推薦」枠 がかなりある本校にとっては、生徒が推薦を受ける確率はけっこう高い。
許可された生徒にとっては、いわば、努力の証 であり、大いに誇りにしてもよい。
ただ、早々に合格通知を手にするので、残された高校生活をどのように過ごすのか、
しっかりと見据えた計画をたて、実践することが求められることは、言うまでもない。
クラスマッチ
先月行われた「クラスマッチ」(9月13日・金)での「ひとコマ」・・・。
「借り物競走」が終わりに近づくころ・・・、体育委員長(千谷直史)が、マイクを握った。
「1年生の深井梨花さん・・、深井さん、深井さんは、グランドの真ん中に来てください!」。
彼女は、本部席前の階段に座っていた。何度も名前が呼ばれるので、やや驚きの表情。
「えっ、わたし・・?」
怪訝(けげん)そうな顔で、そろりそろりと、グランドへ足を運ぶ。
全校生徒の耳目が集まる。でも、生徒の表情は、とてもやわらかい(きっと、何かある!)。
「明日は、深井さんの 誕生日で~~~す! おめでとうございまあ~~~す!」
全校生徒は、一斉に拍手をするなり、「happy birthday」の大合唱。
校長からは、生徒が用意していた 「バースデーケーキ」 を、スプーン渡しの「おもてなし」。
一人の誕生を、自分のことのように喜び合う雰囲気は、サビエルならではの、あたたかい光景。
本校は、行事ごとに、何か サプライズ がありますねえ。それも、ごく自然に・・。
そのような企画を考える生徒の優しさに、いつも心を打たれます。
「やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ」
「分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ」
【子どもが育つ魔法の言葉】から
「借り物競走」が終わりに近づくころ・・・、体育委員長(千谷直史)が、マイクを握った。
「1年生の深井梨花さん・・、深井さん、深井さんは、グランドの真ん中に来てください!」。
彼女は、本部席前の階段に座っていた。何度も名前が呼ばれるので、やや驚きの表情。
「えっ、わたし・・?」
怪訝(けげん)そうな顔で、そろりそろりと、グランドへ足を運ぶ。
全校生徒の耳目が集まる。でも、生徒の表情は、とてもやわらかい(きっと、何かある!)。
「明日は、深井さんの 誕生日で~~~す! おめでとうございまあ~~~す!」
全校生徒は、一斉に拍手をするなり、「happy birthday」の大合唱。
校長からは、生徒が用意していた 「バースデーケーキ」 を、スプーン渡しの「おもてなし」。
一人の誕生を、自分のことのように喜び合う雰囲気は、サビエルならではの、あたたかい光景。
本校は、行事ごとに、何か サプライズ がありますねえ。それも、ごく自然に・・。
そのような企画を考える生徒の優しさに、いつも心を打たれます。
「やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ」
「分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ」
【子どもが育つ魔法の言葉】から
2013年10月3日木曜日
仲秋から、紅葉の季節へ
豪雨と強風が、天地を清めてくれたのでしょうか。
先月の「仲秋」の月は、例年と比べても、格別に清らかな印象を受けました。
気づいてみると、はや 10月。「紅葉」の季節に入りました。
自己の体調管理もできなくて、(約ひと月) すっかりご無沙汰し、申し訳ございません。
校舎裏の木々を剪定していると、ゆるやかな秋風にのって、ほのかで甘い香りが漂ってきました。
そう、「きんもくせい」が、一斉に咲きだしたのです。多分、1週間ほどのはかない命でしょうが、今を精いっぱいに生きて、秋の香りを届けてくれるでしょう
今年の夏は、異常なほど猛暑が続きました。酷暑と言った方が当を得ているかもしれません。
全身がとろけるほどだるくて、情けないことに何事にも力が入りませんでした。
ひょっとして、「ニュージーランド英語研修引率」の疲れでしょうか、気持ちは若いつもりですが、残念ながら、寄る年波には勝てなくなりました。
そこで、「無事 これ名馬」の格言を肝に銘じつつ、思い切ってリラックスすることを心掛けました。
おかげ様で、かなり回復しました。少しずつ、「ブログ」を再開して、発信してまいりますので、
どうかよろしくお願いいたします。
先月の「仲秋」の月は、例年と比べても、格別に清らかな印象を受けました。
気づいてみると、はや 10月。「紅葉」の季節に入りました。
自己の体調管理もできなくて、(約ひと月) すっかりご無沙汰し、申し訳ございません。
校舎裏の木々を剪定していると、ゆるやかな秋風にのって、ほのかで甘い香りが漂ってきました。
そう、「きんもくせい」が、一斉に咲きだしたのです。多分、1週間ほどのはかない命でしょうが、今を精いっぱいに生きて、秋の香りを届けてくれるでしょう
今年の夏は、異常なほど猛暑が続きました。酷暑と言った方が当を得ているかもしれません。
全身がとろけるほどだるくて、情けないことに何事にも力が入りませんでした。
ひょっとして、「ニュージーランド英語研修引率」の疲れでしょうか、気持ちは若いつもりですが、残念ながら、寄る年波には勝てなくなりました。
そこで、「無事 これ名馬」の格言を肝に銘じつつ、思い切ってリラックスすることを心掛けました。
おかげ様で、かなり回復しました。少しずつ、「ブログ」を再開して、発信してまいりますので、
どうかよろしくお願いいたします。
2013年8月27日火曜日
夏の思い出
パソコンを離れて、ひと月以上が経過しました。
久しぶりの対面です。
(1) 1学期の終業式は、7月の19日でした。
その日には、マララ・ユスフザイ(パキスタンの少女)さんが、国連で演説をした記事を生徒に
紹介しました(英文・日本文共に)。 *「校長通信」(198・199号参照)
できることなら、国連の会場に居合わせて、彼女の演説を聞きたかった。そう思わせるほど、
内容は、深く感動的でした。同年齢の高校生のプレゼンとして、圧倒されました。
今年の「ノーベル平和賞」を、、ぜひマララさんに、と願うばかりです。
(2) 夏期講習会(7月22日~30日) *ほぼ全員が参加
(3) 青少年交流訪韓(7月21日~26日)
日韓親善協会主催。西村公一様(サビエル後援会長)の計らいによって、本校から3名の生徒
が全国20名の高校生とともに参加させていただき、すばらしい体験をしてきました。
普段なかなか訪問できな史蹟や名所訪問にはじまり、現地大学生との交流、ホームステイ
など、あたたかい心をいっぱいつめこんで、帰国しました。
2学期の始業式(8月23日)では、さっそく参加者が全校生徒を前に短いプレゼンを行い、帰
国報告にかえました。
(4)勉強合宿(8月1日~5日)
特別進学クラス(1・2年)による勉強合宿が、ココランドで行われました。
英語・数学・国語を中心とした、終日学習です。途中、「講座」もあり、充実した5日間を
過ごしました。
(5)東北被災地へのボタンティア活動(8月1日~5日)
あの大震災が発生して以降、長期休暇ごとに、毎回3~5名の生徒がボランティアで
東北に出向いてきました。今夏も、生徒5名が2名の教諭とともに、参加しました。
毎回、報告会を行って、体験を分かち合います。
(6)カンボジアへのボランティア・スタディーツアー(8月1日~8日)
イエズス会のカンガス神父様が主宰されている「バッタンバンの会」(カンボジア・アフリカを支援
する会)によるスタディー・ツアーに一人の生徒が参加しました。数年前に参加した生徒は、そ
れ以降、すっかりカンボジアにはまり、将来は、「カンボジアで生きる」とまで、決意を固めていま
す。
(7)日韓青少年の集い(8月11日~15日)
カトリック教会山口島根地区が主催するもので、本校からは、7名の生徒、引率教諭1名が
参加しました。教諭のエピソード:現地で、さなぎの幼虫の煮物を食べられたとか!
毎年、実り多い成果・感激を得ています。今年で、14回目を数えるまでになりました。
(8)ニュージーランドへの語学短期研修・ホームステイ(8月3日~18日)
1年9名、2年3名、計12名の生徒が参加しました。引率は、行くはずの先生が体調をくずされ、
急きょ、校長となりました。
福岡空港から、シンガポールを経て、オークランド着。そこからバスで移動すること3時間。
集合時間から到着地(TE AWAMUTU COLLEGE)まで、24時間!
驚いたことに、福岡を飛び立つなり、多くの生徒が機内で宿題をやりだした!
「何してるの! 勉強なんか(?)するんじゃない!」、そう叫んでも、
生徒いわく、「宿題、めっちゃ多いんですよ。ハンパじゃない。ぜったい終わらない!」
海外でのホームステイそのものが「学習」なのに、机上の勉強」なんて捨てればいいのに・・。
感心するやら、嘆くやら、出発時から、頭を抱え込んでしまったのであります。
生徒は、よく頑張りました。
よほどのことがない限り、私は、説明なり、通訳をしませんでした。
当初は、なかなか英語がキャッチできなかった生徒たちも、少しずつ、耳が慣れ、
わかるようになっていきました。
生徒の日誌から、喜びや感動の声が届くようになりました。
1週目が長く感じられたものの、2週目は、本当にあっという間に過ぎ去りました。
さよならパーティーは、感動的でした。
涙と笑い、ハグの連続。
机上の勉強とはまるで違って、1日1日、すべての体験がすべて「学習」であったのです。
何物にも代えがたい、「生きる喜び・感謝」の気持ちを土産に帰国しました。
人々のやさしさに触れた、感動的な体験を背に、これから、一層「英語力」に励むことでしょう。
「先生、超楽しかったよ」、と日誌の最後に記した生徒の言葉に、疲れも吹っ飛びました。
生徒が苦しみながらも、それを一つずつ乗り越え、成長していく姿が、とても印象的な2週間で
した。
反面、反省し、見直すべき事柄もあります。今後、さらに磨きをかけて、よりよい国際理解、
国際交流がはかれるような取組を進めていきたい所存です。
久しぶりの対面です。
(1) 1学期の終業式は、7月の19日でした。
その日には、マララ・ユスフザイ(パキスタンの少女)さんが、国連で演説をした記事を生徒に
紹介しました(英文・日本文共に)。 *「校長通信」(198・199号参照)
できることなら、国連の会場に居合わせて、彼女の演説を聞きたかった。そう思わせるほど、
内容は、深く感動的でした。同年齢の高校生のプレゼンとして、圧倒されました。
今年の「ノーベル平和賞」を、、ぜひマララさんに、と願うばかりです。
(2) 夏期講習会(7月22日~30日) *ほぼ全員が参加
(3) 青少年交流訪韓(7月21日~26日)
日韓親善協会主催。西村公一様(サビエル後援会長)の計らいによって、本校から3名の生徒
が全国20名の高校生とともに参加させていただき、すばらしい体験をしてきました。
普段なかなか訪問できな史蹟や名所訪問にはじまり、現地大学生との交流、ホームステイ
など、あたたかい心をいっぱいつめこんで、帰国しました。
2学期の始業式(8月23日)では、さっそく参加者が全校生徒を前に短いプレゼンを行い、帰
国報告にかえました。
(4)勉強合宿(8月1日~5日)
特別進学クラス(1・2年)による勉強合宿が、ココランドで行われました。
英語・数学・国語を中心とした、終日学習です。途中、「講座」もあり、充実した5日間を
過ごしました。
(5)東北被災地へのボタンティア活動(8月1日~5日)
あの大震災が発生して以降、長期休暇ごとに、毎回3~5名の生徒がボランティアで
東北に出向いてきました。今夏も、生徒5名が2名の教諭とともに、参加しました。
毎回、報告会を行って、体験を分かち合います。
(6)カンボジアへのボランティア・スタディーツアー(8月1日~8日)
イエズス会のカンガス神父様が主宰されている「バッタンバンの会」(カンボジア・アフリカを支援
する会)によるスタディー・ツアーに一人の生徒が参加しました。数年前に参加した生徒は、そ
れ以降、すっかりカンボジアにはまり、将来は、「カンボジアで生きる」とまで、決意を固めていま
す。
(7)日韓青少年の集い(8月11日~15日)
カトリック教会山口島根地区が主催するもので、本校からは、7名の生徒、引率教諭1名が
参加しました。教諭のエピソード:現地で、さなぎの幼虫の煮物を食べられたとか!
毎年、実り多い成果・感激を得ています。今年で、14回目を数えるまでになりました。
(8)ニュージーランドへの語学短期研修・ホームステイ(8月3日~18日)
1年9名、2年3名、計12名の生徒が参加しました。引率は、行くはずの先生が体調をくずされ、
急きょ、校長となりました。
福岡空港から、シンガポールを経て、オークランド着。そこからバスで移動すること3時間。
集合時間から到着地(TE AWAMUTU COLLEGE)まで、24時間!
驚いたことに、福岡を飛び立つなり、多くの生徒が機内で宿題をやりだした!
「何してるの! 勉強なんか(?)するんじゃない!」、そう叫んでも、
生徒いわく、「宿題、めっちゃ多いんですよ。ハンパじゃない。ぜったい終わらない!」
海外でのホームステイそのものが「学習」なのに、机上の勉強」なんて捨てればいいのに・・。
感心するやら、嘆くやら、出発時から、頭を抱え込んでしまったのであります。
生徒は、よく頑張りました。
よほどのことがない限り、私は、説明なり、通訳をしませんでした。
当初は、なかなか英語がキャッチできなかった生徒たちも、少しずつ、耳が慣れ、
わかるようになっていきました。
生徒の日誌から、喜びや感動の声が届くようになりました。
1週目が長く感じられたものの、2週目は、本当にあっという間に過ぎ去りました。
さよならパーティーは、感動的でした。
涙と笑い、ハグの連続。
机上の勉強とはまるで違って、1日1日、すべての体験がすべて「学習」であったのです。
何物にも代えがたい、「生きる喜び・感謝」の気持ちを土産に帰国しました。
人々のやさしさに触れた、感動的な体験を背に、これから、一層「英語力」に励むことでしょう。
「先生、超楽しかったよ」、と日誌の最後に記した生徒の言葉に、疲れも吹っ飛びました。
生徒が苦しみながらも、それを一つずつ乗り越え、成長していく姿が、とても印象的な2週間で
した。
反面、反省し、見直すべき事柄もあります。今後、さらに磨きをかけて、よりよい国際理解、
国際交流がはかれるような取組を進めていきたい所存です。
2013年7月31日水曜日
「夏期講習」終わり、明日から「勉強合宿」
22日から始まった「夏期講習」が、30日で終了。
続いて、明日(8月1日)から4日まで、「勉強合宿」がココランドで、行われる。
ココランドには、プールがある。夏休みとあって、大賑わいである。
なぜ、わざわざ、そんなうるさい場所を選ぶのですか、との苦情も聞く。
でも、周囲の騒音に惑わされるようでは、集中して学習しているとはいえない・・・。
ふと、中学に入学した直後、学校長が話した言葉を思い出す。
「家で勉強するときは、勉強に関係のない物を一切おいてはならない。
文具と辞書と、大きな音がする目覚まし時計だけを置け」、確かに、そう言われた。
続いて、「目覚まし時計の音が気になるようでは、勉強に集中していない証拠だ」、と。
それにしても、生徒も教師も、暑いなか、よく勉強をする。ほとんど欠席なしだから、感心。
私自身の記憶では、夏休みは、一切個人に任されていた。宿題もほとんどなかったように記憶している。ただ、家が狭くて暑く、家族もおおかったので、毎日、山の上の学校に通った。
廊下に机を出し、上半身裸で、勉強したものだ。もちろん、クーラーなど、ない。
その上、今ほど、暑くはなかった。心地よい山風を受け、友達と問題を出し合いながら勉強したのは、懐かしい思い出である。
先日は、日韓親善協会の特別な配慮で、「2013年度青少年交流訪韓団」として、本校から3名が派遣された(7月21~26日)。喜びいっぱいの笑顔を土産に帰国報告にやってきた。
明日(8月1日)からは、東北被災地のボランティアとして、生徒5名、教諭2名が釜石市に向かう。
8月11日からは、日韓青少年の集いに、生徒7名、教諭1名が参加する。
3日からは、NZへのホームステイに12名の生徒が参加。
カンボジアのボランティアに参加する生徒もいる。
今、集会室では、演劇部が汗をかきかき、練習をしている。
運動部も文化部も、それぞれの夏を過ごそうとしている。
一生に一度しかない、高校時代の青春を、謳歌してほしい。
一途に生きる生徒の素晴らしい姿には、いつも感動させられる。
続いて、明日(8月1日)から4日まで、「勉強合宿」がココランドで、行われる。
ココランドには、プールがある。夏休みとあって、大賑わいである。
なぜ、わざわざ、そんなうるさい場所を選ぶのですか、との苦情も聞く。
でも、周囲の騒音に惑わされるようでは、集中して学習しているとはいえない・・・。
ふと、中学に入学した直後、学校長が話した言葉を思い出す。
「家で勉強するときは、勉強に関係のない物を一切おいてはならない。
文具と辞書と、大きな音がする目覚まし時計だけを置け」、確かに、そう言われた。
続いて、「目覚まし時計の音が気になるようでは、勉強に集中していない証拠だ」、と。
それにしても、生徒も教師も、暑いなか、よく勉強をする。ほとんど欠席なしだから、感心。
私自身の記憶では、夏休みは、一切個人に任されていた。宿題もほとんどなかったように記憶している。ただ、家が狭くて暑く、家族もおおかったので、毎日、山の上の学校に通った。
廊下に机を出し、上半身裸で、勉強したものだ。もちろん、クーラーなど、ない。
その上、今ほど、暑くはなかった。心地よい山風を受け、友達と問題を出し合いながら勉強したのは、懐かしい思い出である。
先日は、日韓親善協会の特別な配慮で、「2013年度青少年交流訪韓団」として、本校から3名が派遣された(7月21~26日)。喜びいっぱいの笑顔を土産に帰国報告にやってきた。
明日(8月1日)からは、東北被災地のボランティアとして、生徒5名、教諭2名が釜石市に向かう。
8月11日からは、日韓青少年の集いに、生徒7名、教諭1名が参加する。
3日からは、NZへのホームステイに12名の生徒が参加。
カンボジアのボランティアに参加する生徒もいる。
今、集会室では、演劇部が汗をかきかき、練習をしている。
運動部も文化部も、それぞれの夏を過ごそうとしている。
一生に一度しかない、高校時代の青春を、謳歌してほしい。
一途に生きる生徒の素晴らしい姿には、いつも感動させられる。
2013年7月25日木曜日
ニュージーランド短期留学研修の引率
南十字星が、あなたを呼んでいる。
南十字星が、あなたが来るのを待っている。
人口の何倍もの数の羊たちが、ゆっくり生きることを教えてくれる。
広大な緑の大地にたたずみ、心地よい風を頬にうけながら、
どこまでも続く澄み切った地平線に視線をおくる。何ともいえない心地よいひとときだ。
自然にせよ、人々の生き方にせよ、民族性にせよ、異文化体験は、人間の器を大きくしてくれる。
英語漬けの生活は、はじめはきつい。
でも、「何でも見てやろう。何でも学んでやろう!」と、
意欲的に挑戦すれば、自ずと道は開けてくるだろう。
NZに生徒を引率したときのこと、夜空にゆらめくオーロラを見た。オールブラックスとオーストラリアのラグビーの試合にも熱狂した。なつかしい思い出である。
先ずは、「参加して見よう!」と、一歩を踏み出すこと。
一人でも多くの生徒たちがこのチャンスを生かすことを願っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「短期語学研修」(NZ)案内のパンフレットに一言を、と頼まれて上記の文を書いた。
引率者は、昨年から決めていた。しかし、現実は、予定通りに運ばないのは、人の世の常。
よく聞く話だが、人生には、「3つの坂(サカ)」があるからだ。
「上り坂」と「下り坂」。もう一つが、「まさか」である。
予期しない「まさか」が、おきてしまった。のっぴきなfらない事情により、担当者が行けなくなった。
さて、困った。英語科教員それぞれにも事情があって、「NO!」。いろいろ検討してみたが、
最終的には、校長自らが引率することにした(ふつうはありえない!)。
準備段階は、英語科教員に任せた。
いよいよ出発日が近づき、昨日、はじめて参加者と顔を合わせることになった。
ことの次第は、到着後の歓迎会で披露する歌を練習するためだという。
生徒と会うなり、歌の練習よりも大切なことがあると考え、「ホームステイへの心構え」などについて、生徒に質問をしてみた。 【内容は、省略】
せっかくの機会なので、かつて引率をしたグループの体験談を話すことにした。過去14~5回引率をして、どのグループにもいろいろな思い出がある。うまくいったことも失敗談もある。
でも、せっかく行く(挑戦する)のだから、今までに味わったこともないほどの、すばらしい2週間にしたい。感動的で衝撃的な体験をさせたい、という思いが強い。「そのためにはどうするか」、を考えるヒントを与えた。その言葉をどう受け止め、どのように実践するかは、生徒にかかっている。
皆が仲良く、つねに協力しあい、助け合い、励ましあうこと。
英語を話し、聴く努力。日本語を一切話さない努力。
自分のことより、ホストファミリーが喜ばれることを優先すること。
「受けるより、与える方が、幸い!」
両親に感謝!
南十字星が、あなたが来るのを待っている。
人口の何倍もの数の羊たちが、ゆっくり生きることを教えてくれる。
広大な緑の大地にたたずみ、心地よい風を頬にうけながら、
どこまでも続く澄み切った地平線に視線をおくる。何ともいえない心地よいひとときだ。
自然にせよ、人々の生き方にせよ、民族性にせよ、異文化体験は、人間の器を大きくしてくれる。
英語漬けの生活は、はじめはきつい。
でも、「何でも見てやろう。何でも学んでやろう!」と、
意欲的に挑戦すれば、自ずと道は開けてくるだろう。
NZに生徒を引率したときのこと、夜空にゆらめくオーロラを見た。オールブラックスとオーストラリアのラグビーの試合にも熱狂した。なつかしい思い出である。
先ずは、「参加して見よう!」と、一歩を踏み出すこと。
一人でも多くの生徒たちがこのチャンスを生かすことを願っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「短期語学研修」(NZ)案内のパンフレットに一言を、と頼まれて上記の文を書いた。
引率者は、昨年から決めていた。しかし、現実は、予定通りに運ばないのは、人の世の常。
よく聞く話だが、人生には、「3つの坂(サカ)」があるからだ。
「上り坂」と「下り坂」。もう一つが、「まさか」である。
予期しない「まさか」が、おきてしまった。のっぴきなfらない事情により、担当者が行けなくなった。
さて、困った。英語科教員それぞれにも事情があって、「NO!」。いろいろ検討してみたが、
最終的には、校長自らが引率することにした(ふつうはありえない!)。
準備段階は、英語科教員に任せた。
いよいよ出発日が近づき、昨日、はじめて参加者と顔を合わせることになった。
ことの次第は、到着後の歓迎会で披露する歌を練習するためだという。
生徒と会うなり、歌の練習よりも大切なことがあると考え、「ホームステイへの心構え」などについて、生徒に質問をしてみた。 【内容は、省略】
せっかくの機会なので、かつて引率をしたグループの体験談を話すことにした。過去14~5回引率をして、どのグループにもいろいろな思い出がある。うまくいったことも失敗談もある。
でも、せっかく行く(挑戦する)のだから、今までに味わったこともないほどの、すばらしい2週間にしたい。感動的で衝撃的な体験をさせたい、という思いが強い。「そのためにはどうするか」、を考えるヒントを与えた。その言葉をどう受け止め、どのように実践するかは、生徒にかかっている。
皆が仲良く、つねに協力しあい、助け合い、励ましあうこと。
英語を話し、聴く努力。日本語を一切話さない努力。
自分のことより、ホストファミリーが喜ばれることを優先すること。
「受けるより、与える方が、幸い!」
両親に感謝!
2013年7月19日金曜日
1学期、終業式
本日は、終業式でした。
校長としての話というよりは、感動的な演説(英文・日本文)を紹介しました。
それは、マララ・ユスブサイさんが、誕生日である7月12日、国連で行ったものです。
マララさんについては、去る3月1日の卒業式で、餞の言葉として贈りましたが、
このたびの演説は、万感胸に迫るものがあります。
感動的です。勇気が与えられます。圧倒されました。
そのことは、『天声人語』(15日)にも紹介されており、大きな反響を生んでいます。
彼女の生き方は、そのまま本校の教育方針に通じるものがあり、
学期を終えるにあたって、ふさわしい話だと判断しての紹介でした。
ネットでは、全文(英語・日本語)を読むことができます。
じっくり味わいたいものです。
人を赦すということ。愛するということ。非暴力の教え。教育の大切さ・・・、
言葉では形容できないほどの感動がつまった 名演説 に脱帽です。
マララさんにこそ、 ぜひ ノーベル平和賞 を!
校長としての話というよりは、感動的な演説(英文・日本文)を紹介しました。
それは、マララ・ユスブサイさんが、誕生日である7月12日、国連で行ったものです。
マララさんについては、去る3月1日の卒業式で、餞の言葉として贈りましたが、
このたびの演説は、万感胸に迫るものがあります。
感動的です。勇気が与えられます。圧倒されました。
そのことは、『天声人語』(15日)にも紹介されており、大きな反響を生んでいます。
彼女の生き方は、そのまま本校の教育方針に通じるものがあり、
学期を終えるにあたって、ふさわしい話だと判断しての紹介でした。
ネットでは、全文(英語・日本語)を読むことができます。
じっくり味わいたいものです。
人を赦すということ。愛するということ。非暴力の教え。教育の大切さ・・・、
言葉では形容できないほどの感動がつまった 名演説 に脱帽です。
マララさんにこそ、 ぜひ ノーベル平和賞 を!
2013年7月17日水曜日
オープン・スクール
13日(土)は、今年第1回目の「オープン・スクール」でした。
たくさんの中学生・保護者が来校されました。
「これまで生きてきたのは、このような方々と出会うためであったのだ」、と心を強くしました。
誰にも命の始まりがありました。受精した瞬間が、命の始まりでした。
誰にも妊娠10週目というトキを過ごしました。大人も子どもも、同じトキを過ごしてきました。
では、「妊娠10週目」の胎児の足は、どれほどの大きさだったのでしょうか。想像してみました。
実物大の足形を見て、何を感じたでしょうか。
まあ、こんなかわいい足をしていたんだ。妊娠10週目で、5本の指もしっかりある!
ここまで育ててくれて、ありがとう! よくぞ、ここまで、成長したね!
子どもも大人も、感謝の心でいっぱい。
そのようなあたたかい思いで、オープン・スクールが始まりました。
生徒会企画もよかった。
GWTも、盛り上がったですね。
校長からは、本校の根本的な教育理念について、図形を示しながらお話をしました。
一方、保護者のかたは、本校保護者との懇談でした。
打ち合わせなしのぶっつけ本番。掛け値なしの生身の話し合い。
はじめは緊張気味でも、徐々にトーンがあがりました。
アンケートには、「安心して預けられる学校と受け止めた」と、ありました。
次回は、8月24日(土)。英語・国語・数学の授業を中心に行います。申込は終わりましたが、
今からでも十分間に合います。事務室に連絡して申し込んでください。
事務室:0836-83-3587
お待ちしています!
たくさんの中学生・保護者が来校されました。
「これまで生きてきたのは、このような方々と出会うためであったのだ」、と心を強くしました。
誰にも命の始まりがありました。受精した瞬間が、命の始まりでした。
誰にも妊娠10週目というトキを過ごしました。大人も子どもも、同じトキを過ごしてきました。
では、「妊娠10週目」の胎児の足は、どれほどの大きさだったのでしょうか。想像してみました。
実物大の足形を見て、何を感じたでしょうか。
まあ、こんなかわいい足をしていたんだ。妊娠10週目で、5本の指もしっかりある!
ここまで育ててくれて、ありがとう! よくぞ、ここまで、成長したね!
子どもも大人も、感謝の心でいっぱい。
そのようなあたたかい思いで、オープン・スクールが始まりました。
生徒会企画もよかった。
GWTも、盛り上がったですね。
校長からは、本校の根本的な教育理念について、図形を示しながらお話をしました。
一方、保護者のかたは、本校保護者との懇談でした。
打ち合わせなしのぶっつけ本番。掛け値なしの生身の話し合い。
はじめは緊張気味でも、徐々にトーンがあがりました。
アンケートには、「安心して預けられる学校と受け止めた」と、ありました。
次回は、8月24日(土)。英語・国語・数学の授業を中心に行います。申込は終わりましたが、
今からでも十分間に合います。事務室に連絡して申し込んでください。
事務室:0836-83-3587
お待ちしています!
2013年7月9日火曜日
オープン・スクール近づく
本年、第一回目の「オープン・スクール」が近づきました。
今週の土曜日 7月13日・9時開始 です。
中学校での申込締切が、7月3日と早かったですね。
申込をしていなくても、「当日、受けつけ、OK」 です。
皆様のお越しを、お待ちしています!!
今週の土曜日 7月13日・9時開始 です。
中学校での申込締切が、7月3日と早かったですね。
申込をしていなくても、「当日、受けつけ、OK」 です。
皆様のお越しを、お待ちしています!!
2013年7月6日土曜日
人権ポスターに感激
昨日(7月5日)、宇部市立桃山中学校を訪問しての出来事。
受付を済ませるなり、一枚のポスターに、釘づけになった。
わが町に 奏でよう 人権交響曲
ポスター(絵)もすばらしい上に、この標語に大感激!
伺ってみると、人権標語に関する昨年度の「山口県最優秀」作品に選ばれたという。
どこから、このようにすばらしい標語が生まれるのだろうか。
「生徒ひとりひとり、タレント(能力・才能)は、違う」 ことを、再確認できた一日に感謝。
「学校説明会」を済ませ、あたたかい余韻を抱きながら、桃山中学校を後にした。
受付を済ませるなり、一枚のポスターに、釘づけになった。
わが町に 奏でよう 人権交響曲
ポスター(絵)もすばらしい上に、この標語に大感激!
伺ってみると、人権標語に関する昨年度の「山口県最優秀」作品に選ばれたという。
どこから、このようにすばらしい標語が生まれるのだろうか。
「生徒ひとりひとり、タレント(能力・才能)は、違う」 ことを、再確認できた一日に感謝。
「学校説明会」を済ませ、あたたかい余韻を抱きながら、桃山中学校を後にした。
2013年7月4日木曜日
学校説明会(中学校にて)
6月の中旬から、中学校に招かれての「学校説明会」が行われている。
このときは、実に楽しい。
今まで生きてきたのは、こうした中学生や保護者と出会うためであったのか!
こうした中学生たちや保護者の皆様が、こんな私を待っていてくれたのか!
そう考えるだけで、胸が熱くなる。
「会えて、うれしい!」。
この喜びの声を、思いのままに、本音で語る。
時間は、守る。ドン ピシャ! で終わる。
10分や15分間で、入試制度や学校案内など、できっこない。聞いている生徒も退屈?
気に入ってくれれば、気持ちと足が本校に向く。
「オープン・スクールに行ってみようか」
はあ~い、7月の13日(土)、待っていまあ~す!
このときは、実に楽しい。
今まで生きてきたのは、こうした中学生や保護者と出会うためであったのか!
こうした中学生たちや保護者の皆様が、こんな私を待っていてくれたのか!
そう考えるだけで、胸が熱くなる。
「会えて、うれしい!」。
この喜びの声を、思いのままに、本音で語る。
時間は、守る。ドン ピシャ! で終わる。
10分や15分間で、入試制度や学校案内など、できっこない。聞いている生徒も退屈?
気に入ってくれれば、気持ちと足が本校に向く。
「オープン・スクールに行ってみようか」
はあ~い、7月の13日(土)、待っていまあ~す!
講演会
講演会(6月26日・植島啓司先生・「偶然のチカラ」)の余韻が冷めない。
何しろ、16年間待ち焦がれた「高校生のための文化講演」である。
話は、面白かった。
約5分ごとに、話題が変わった。それも、生徒を飽きさせない技法なのか。
豊かな体験と聡明な知性から飛び出す話の数々は、
新鮮な驚きと感動をもたらしてくれた。
主催社関連の集英社からは、「集英社文庫100冊」を、
講師からは、ご自身の著書を3冊、寄贈してくださった。
図書室が一気に明るくなった。
今年も、「全国高校生読書体験記コンクール」に挑戦する生徒がでることだろう。
「2年連続2名ずつが全国入選」の快挙を絶やしてはならない。
何しろ、16年間待ち焦がれた「高校生のための文化講演」である。
話は、面白かった。
約5分ごとに、話題が変わった。それも、生徒を飽きさせない技法なのか。
豊かな体験と聡明な知性から飛び出す話の数々は、
新鮮な驚きと感動をもたらしてくれた。
主催社関連の集英社からは、「集英社文庫100冊」を、
講師からは、ご自身の著書を3冊、寄贈してくださった。
図書室が一気に明るくなった。
今年も、「全国高校生読書体験記コンクール」に挑戦する生徒がでることだろう。
「2年連続2名ずつが全国入選」の快挙を絶やしてはならない。
2013年6月25日火曜日
いよいよ明日は、「高校生のための文化講演会」(主催:一ツ橋文芸教育振興会)。
本校に着任したときから、この講演会を実現したかった。やっと念願が叶う!
2年前、「全国高校生読書体験コンクール」に初めて応募。
うれしいことに、2名(篠田沙織・茅壁瑞季)が山口県代表作品に選ばれ、「全国入選」した。
引き続き、昨年も、2名(宮本まりあ・竹本萌華)が代表作品に選ばれ、「全国入選」。
その内、宮本さんの作品は、「山口県内最優秀」となり、「全国優良賞」に輝いた。
毎年110,000編もの作品が寄せられる中からの入賞だから、すばらしい。
その報告を受けるや、すぐに、「高校生のための文化講演会」に申し込んだ。
幸いにも、それが明日、実現する。
さまざまな分野で活躍されている、体験豊かな方の講演を直接聞ける機会を尊重したい。
きっと思索を深める契機ともなろうし、将来への指針の一助となるかもしれない。
講師は、植島啓司 先生。演題は、「偶然のチカラ」。
はたして、どんな話が待っているのだろうか。
本校に着任したときから、この講演会を実現したかった。やっと念願が叶う!
2年前、「全国高校生読書体験コンクール」に初めて応募。
うれしいことに、2名(篠田沙織・茅壁瑞季)が山口県代表作品に選ばれ、「全国入選」した。
引き続き、昨年も、2名(宮本まりあ・竹本萌華)が代表作品に選ばれ、「全国入選」。
その内、宮本さんの作品は、「山口県内最優秀」となり、「全国優良賞」に輝いた。
毎年110,000編もの作品が寄せられる中からの入賞だから、すばらしい。
その報告を受けるや、すぐに、「高校生のための文化講演会」に申し込んだ。
幸いにも、それが明日、実現する。
さまざまな分野で活躍されている、体験豊かな方の講演を直接聞ける機会を尊重したい。
きっと思索を深める契機ともなろうし、将来への指針の一助となるかもしれない。
講師は、植島啓司 先生。演題は、「偶然のチカラ」。
はたして、どんな話が待っているのだろうか。
2013年6月24日月曜日
6月24日(月)、朝3時。ラジオのスイッチをひねる。
NHK深夜番組は、「美空ひばり 特集」だった。
というのも、本日は、命日にあたるからだという。
9歳で歌手としてデビュー。「美空ひばり」の名での収録は、1500曲にもなる。
その中で、1曲だけ、反戦歌がある。「1本の鉛筆」だ。
この歌を 生徒に聞かせたいと思いながら、その時は、いつも夏休み。今日まだ実現していない。
彼女は、この歌を1974年8月の第一回広島平和音楽祭で披露した。
一本の鉛筆が あれば 私はあなたへの 愛を書く
一本の鉛筆が あれば 戦争はいやだと 私は書く
一本の鉛筆が あれば 8月6日の 朝と書く
一本の鉛筆が あれば 人間のいのちと 私は書く
美空ひばりは、この歌は、ご自分の「ベスト5の一つ」と、どこかで話していたのを思い出す。
校長 栗田陽二郎
NHK深夜番組は、「美空ひばり 特集」だった。
というのも、本日は、命日にあたるからだという。
9歳で歌手としてデビュー。「美空ひばり」の名での収録は、1500曲にもなる。
その中で、1曲だけ、反戦歌がある。「1本の鉛筆」だ。
この歌を 生徒に聞かせたいと思いながら、その時は、いつも夏休み。今日まだ実現していない。
彼女は、この歌を1974年8月の第一回広島平和音楽祭で披露した。
一本の鉛筆が あれば 私はあなたへの 愛を書く
一本の鉛筆が あれば 戦争はいやだと 私は書く
一本の鉛筆が あれば 8月6日の 朝と書く
一本の鉛筆が あれば 人間のいのちと 私は書く
美空ひばりは、この歌は、ご自分の「ベスト5の一つ」と、どこかで話していたのを思い出す。
校長 栗田陽二郎
登録:
投稿 (Atom)